J-WALK

番外編

【J-WALK 旭川編】2018年2月6日~9日

2月6日~9日まで、旭川に行かせて頂きました。
今回の目的は旭川にあるCILラピタさんで自立を目指している方の
自立生活プログラム(ILP)
のお手伝い。

自立生活プログラム(ILP)には次のような目的があります。障害当事者は、社会経験をつむことが難しい場合があるため、そのことによって、社会のルールを知ることや、自分の生活を組み立てられない人もいます。そのため自立生活プログラムでは「自己選択・自己決定・自己責任」を基本において、すでに自立生活を実現させている仲間から話を聞く事や、実際に体験しながら学んでいきます。
内容としては、対人関係のつくり方、介助者との接し方、住宅、健康管理、トラブルの処理方法、金銭管理、調理、危機管理、社会資源の使い方などです。以下ILPと表記します。

私自身自立してからまだ一年経っておらず、経験してない事や未熟な部分が多いです。なの出来る事は少ないですが、自立した事で出来るようになった事や、充実した生活の良さを自分の言葉で今自立を目指している人に伝えたいという思いから旭川に行かせてもらいました。

1日目、羽田空港に行くまでに介助者の人に荷物を持ってもらい向かったのですが、二人分の荷物を運んでもらうのは大変そうでいきなり疲れさせてしまいました。
ヘルパーさんは荷物運びではないので、安全に介助をしてもらうためにも、今度出張にどこか行く時は躊躇なく現地に送ろうと思います!

当日は低気圧の通過により、全国的に天気が荒れていて、北海道の方も函館便が欠航になっていました。私自身土地勘がなく、同じ北海道便が欠航になっていたので、旭川便が飛ぶのかと不安になってしまいました。
その心配をよそに無事飛ぶことになり、安心しました。
車椅子利用者が飛行機に乗る為には搭乗口から座席まで機内用車椅子に乗り換える必要があります。機内用車椅子は一見普通の車椅子のようですが機内の座席の間を通る為後ろの大きなタイヤが取れるようになってます。自分の車椅子は貨物室に乗せてもらう事になります。久しぶりに自分のもの以外の車椅子に乗ったので若干怖かったですが航空会社の方に丁寧に対応して頂き順調に飛行機に乗り込めたので安心しました。
私自身、飛行機には何度か乗った事はあるのですが、北海道に行くのが初めてで、地図上のイメージで遠く感じていました。
2時間位かかるのかなと思っていたのですが、北海道旭川まで飛行機で1時間10分位で着いていて、飛行機の速さを改めて思い知りました。

到着後、手配してくれた福祉タクシーで、CILラピタ代表佐藤佑さんの行きつけのお店、居酒屋りしりへ…。


佐藤さんを始め、CILラピタの方々が温かく迎えて頂き、お店の雰囲気もとても良く、北海道ならではの、椎茸やお造りや、ししゃもやつくねなど北海道の地物を生かしたものばかりで、東京で同じものを食べても味わえない濃厚な味を味わう事が出来、とても貴重な時間となりました。


本当に外がマイナス8℃なのかと思う程の、温かいホットな時間を、過ごす事が出来ました。

翌日のILP本番に向けて、たくさん充電ができました!

1日目を振り返って旭川に向かうまですごく長かったのであっという間に過ぎてしまったという印象が強いです。
実は旭川行きが決まってから飛行機の予約を任せてもらいました。しかし一から自分で飛行機を予約するのも初めてで、ネット予約の仕方も分からず途中秋元さんに代わってもらった経緯がありました。任されたことをやりきれなかったことに対して悔しさがありました。秋元さんに手順は教えてもらったので次回は皆さんの分を私が取れるように頑張りたいと思います!
飛行機を予約してからも車椅子利用者は車椅子の高さや重さやバッテリーの種類など全部航空会社に申請しなければなりません。この作業は前から経験していたことなのですが、改めて大変なことだなと思いました!旭川に来るまでに経験した事を、改めて思い出してみると、全てが唯一無二の貴重な経験だなと思います。これからも唯一無二の経験を重ねて成長していきたいと思います。

2日目は朝から旭山動物園へ。
CILラピタの方々とは、旭川駅で待ち合わせ。


旭川駅に着くまで、今日どんな感じになるんだろうと想像しながら、歩いてました。
それに加え、今ILPをしている人は、どんな方なんだろうと楽しみでした。
CIlちょうふで活動を始めて約一年になります。様々な所で障害当事者の方と出会う事が出来ていて、人との繋がりの大切さを感じる一年を過ごしています。
そのような中、北海道の地で新たに自立したいと言う障害者の方と出会える事は、私にとって大事な財産です。とても優しそうで元気な方だったので、精一杯自分の経験を伝えようと思いました。
皆さんと合流後、旭山動物園行きのバスに乗る為バス停に並びました!
バス停ではバス会社の人が待っててくれていて、一台のバスに車椅子4台乗せてくれるとの事!


今までそんなこと経験したことなかったので、ILPとして外に出るにはぴったりの光景だなと感じ、今後この光景を一般的にする為には、障害者がもっと外に出ることが大事だなと思いました!

旭山動物園は非常に楽しかったのですが・・・・
真冬の旭山動物園は想像以上に過酷でした。何が過酷だったのか二つ挙げたいと思います。

まず一つ目は屋外と屋内の温度差です。動物園自体が山にあるので当日マイナス8℃ぐらいだったんですが、風が強く体感温度はマイナス10℃以上に感じるほどでした。それに引き換え屋内はプラス二十度ぐらいあるような温かさでした。体感温度差およそ30℃!
東京では有り得ない温度差なので身体がついていけず夕方にはぐったりしてしまいました。北海道の人は慣れている様子だったので環境に慣れるってやっぱり大事なことだなと思いました。


二つ目は車いすで北海道に行くための対策についてです。動物園は雪深いうえ坂が多く車椅子のタイヤが雪に埋まり進みづらかったです。一回雪に埋もれてしまうと抜け出す為にヘルパーさんに目一杯の力を入れてもらってました。それに加え雪に埋もれないようにしつつ坂では滑らないように引っ張りながらとても大変な思いをさせてしまいました。

これらを経験したことで私が浅はかだったなと気付くことができました。私は北海道に行くまでにどのように雪に対策していくか考えていませんでした。車椅子用のチェーンがあったかもしれませんが、調べることもしませんでした。
もっと準備段階でしっかりしていればヘルパーさんへの負担も少なくて済んだかもしれません。いくらヘルパーさんが24時間ついていてくれてどこにでも行けるとはいえ車椅子に乗っている以上目的地の環境に応じて対応していかなければならないと思います。反省点を次に活かしたいと思います。

動物園の後はみんなで食事に行きました。旭川滞在中食べたご飯は全て佐藤さんや当事者の方が自ら探して見つけてくれたお店だそうです!凄く雰囲気の良いお店ばかりでとても美味しく、こんなお店が近くにあるなんて羨ましく思いました。近所の美味しいお店に好きな時に行けること、自立生活の醍醐味だと思います。
私も調布で早く行きつけのすごくいい雰囲気のお店見つけたいと思います!
2日目を振り返って改めて障害当事者の生活について考えさせられた一日でした!
私の自立生活は支えてくれるヘルパーさんがいるから成り立っているのだと感じる事が出来ました。
ヘルパーさん、いつもありがとうございます。

3日目はラピタの事務所にて男子会
いろいろなテーマでセッション(一人一人対等に時間を分けてお互いの話を否定せず聞き合う事)をしたんですが私自身男子のみのセッションは初めてで普段言えないタブーを気にせず弾けちゃいました!
内容はここでは言えない男のヒ・ミ・ツ♡となりました。
自分の経験が少しでもお役に立てればと思いました。


午後はみんなで自立についての質問コーナー!
自立に必要なことを聞かれた私は自分のことを知ることと答えてしまいました。
秋元、佐藤両代表から自分の気持ちが1番大事だというお話がありました 。
障害当事者が自立する上では自分の意思が一番大事だと言われています。
自分の意思が明確でないと、自分の気持ちは分かりません。
周りの人の思いや行動に流されてしまいます。
私も自分の気持ちが揺れることが多く、悩みます。
この問題はそう簡単に答えの出るものではありません。
これからも皆さんと一緒に考えていきたいと思います!

3日目は障害当事者の気持ちについて色々考えることができました!
3日間総括して私自身新しい出会いや新しい発見も多く、沢山のことを勉強させて頂きました。自分の生活について考えることもできました。今回の経験を今後の活動や生活に活かせればと思います!
現在ILPをしている方にとって私が旭川に行ったことが自立への一歩につながればと思います!CILラピタの皆さんには沢山おもてなしをして頂き充実した時間を過ごすことが出来ました。


CILラピタの皆さんありがとうございました!